Thursday, February 16, 2006

wiggly tooth ~6さいの詩~


 多くのみなさんが、6歳になると乳歯がぬけて、しばらく前歯がなかったりする、なんとも愛嬌のある、写真におさめておきたい時期を過ごされたことがあると思います。アメリカでは、抜けた歯を枕の下においておくと、夜中に Tooth Fairy (歯の妖精) がやってきて、お小遣いと小さなプレゼントを置いていってくれます。夫が子供のころ、tooth fairy のおいていくお小遣いは1¢だったようですが、今では25¢ から $10 と各家庭の状況により、おいていってくれるお小遣いにも差があるようです(笑)。さて、ここで問題です。

 「ぐらぐらの歯」って英語でなんというんでしょうか。

 実は、Wiggly Tooth というんですよ。類にもれず、6歳になった娘もしばらく "My tooth is so wiggly !" (私の歯、すっごく、ぐらぐらだよ~!)とさわりまくっていたのですが、本当にもうぐらぐらなのに、そうやって気にしている時には、まだしっかり根がくっついていて、まさに取れそうで取れない・・時期をしばらく過ごしていました。そして、「あぁ、今夜は大晦日だねー。」なんてほかの事に気をとられていたときに、思いがけず、自然に、とれてしまいました。あんなに大騒ぎしていたのに、なんとなくあっけなく抜けてしまったと思っていたら、こんな詩をみつけました。もしかすると、乳歯の抜け方って、みんなこんな感じなのかな?なんて思ってくすくす笑ってしまいました。


THIS TOOTH

I jiggled it
jaggled it
jerked it

I pushed
and pulled
and poked it

But-

As soon as I stopped
and left it alone,
This tooth came out
on its very own!


ぼくの歯

ぼくは、歯を揺らしてみたんだ
     ゆらゆらと 揺さぶってみた
     ねじったりも してみたよ

ぼくは、歯を押してみたんだ
     ひっぱってもみたし
     それから、つついてもみたんだよ

でもー

ぼくが、歯をいじるのをやめて、ほっぽっておいたとたんに
この歯は、ひとりでかってに抜けてきたんだ!

Lee Bennett Hopkins(リー・ベネット・ホプキンス 君)


引用 TALKING LIKE THE RAIN
    Selected by X.J Kennedy & Dolothy M. Kennedy

この詩は短いけれど、韻をふんでいますね。だから、子供でも簡単に覚えられます。ちなみに英語で「韻を踏む」は rhyme です。例えば、"Run" rhymes with "son" で、"Run" と "Son" は韻が合う・・のようになるわけです。

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