Monday, March 13, 2006

アメリカのなかの“日本”①

 今日は子供の世界からみた “アメリカの中の日本” のお話です。

 アニメや任天堂などが、今のアメリカの子供達の認識する、日本の代表的なあそびの一つであることは否めないのですが、伝統的な “おりがみ” だって負けてはいません。娘がPre-school (幼稚園) に通っていた時は、いく度も、にわか 折り紙・切り紙 講師として園に招待されましたっけ。 参考作品としてつくった、何色もの折り紙を重ねて作る 手まり などは " I want to bring it back home !" (おうちに 持って帰りたい!)という子が続出で大人気でした。アメリカ人の親からも “手先が器用になりそう” “1枚の紙から立体的なものが作れるなんてとても賢い文化だと思う” となかなか評判がいいのです。

 そんなことに目をつけた、あるアメリカの会社が、こんなものを作っています。
    "Easy Origami 2006" Fold-a-Day Calendar"
 
子供用の“日めくりカレンダー”が折り紙でできていて、前日の解説書が、本日の折り紙 になるという仕組みです。

クリスマスの時期には、“知育おもちゃ”を扱うようなお店で、"Kirigami Calendar" と並べられて売られていました。


 そして、もう一つ、折り紙といえば、 Rosemary Wells という名の知れた絵本作家が Yoko's Paper Cranes (ようこ の おり紙の鶴) という絵本をだしています。これは、日本からアメリカに引っ越したYoko が、日本のGrand parents(祖父母)の冬の庭に飛んできた鶴を想いだしながら、 Grand mother (おばあちゃん) の誕生日に折り紙で鶴を折って、日本に送る・・というようなお話です。日本人である私の目からすると、こんなに古風に暮らしている日本人はもういないんじゃないかな・・という感じなのですが、西洋のとらえる日本というのを知るひとつの良いチャンスになりました。


折り紙カレンダーについては www.accordpublishing.com  で詳しい情報がわかります。

1 Comments:

Anonymous Anonymous said...

Very best site. Keep working. Will return in the near future.
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9:40 PM  

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