Sunday, November 26, 2006

Thanksgiving Dinner 2006

 皆さん、こんにちは。今日はThanksgiving Dayの続報をおしらせしますね♪
11月のはじめになるとGrocery Store では5-10キロの冷凍ターキーが売られます。当日のDinner(正餐の意味があるので昼過ぎからはじまる食事でもディナーと言います。)をHost/Hostessする家族が、次々とターキーの形や大きさなどを、真剣に吟味して買っていきます。その横にはパンプキンパイの材料なども売られ、食料品を買うのも、心うきうきする季節です。ターキーの中に詰めるスタッフィングやクランベリーソースの煮方には各家庭の伝統のレシピがありますし、この頃売られる雑誌も、今年のThanksgivingにはどんなお料理で、久しく会っていない家族や大切なお客様に喜んでもらうか・・というような特集ばかりが組まれています。そして、前日の夜から準備を進め、朝一番に下ごしらえしておいたターキーをオーブンに入れるわけです。この頃にはテレビでN.Yのパレードの様子が放映されて、ワイワイとにぎやかさが増してきます。Thanksgiving Day前日から、移動をはじめた遠方にする家族達も、続々と集まってくるわけです。

私たちのアメリカの家族の中に限ると、この日、とりわけ目立つ存在なのは、フランクおじいさん。何しろ家族中、彼の作るMashed Potato(マッシュポテト)が大好きなので、80歳を過ぎても20人分以上のジャガイモの皮むきから、一人でやるのです。作り方をみていると、私が作るのとほとんど同じ要領だと思うのですが、頂いてみると、そのまろやかさ加減が、確かにとっても、美味しいのです。そして、みんなが " Your mashed potato is the best of the world !" (おじいちゃんの作るマッシュポテトは世界一だなぁ!)なんて誉めようものなら、もう、とっても喜んでくれますから♪ こんな時、今はもう亡くなってしまった日本の祖父と、祖父の作ってくれた煮込みうどんを想いだします。「こんなもの簡単だが。」といって遊びに訪れるたびにご馳走してくれた優しい後姿を思い出すんです。フランクおじいさんがマッシュポテトを作っているのをみる度に♪

 アメリカに住んでまもない頃は、アメリカ行事と日本文化や習慣の違いに、驚いたりして、ついていくのがやっと・・という感じでしたが、こうして、人に焦点を当ててみられるようになってきた、今日この頃、家族の温かい心は、日本もアメリカも同じだなぁ・・と感じます。だからこそ、政治のような上の枠組みでは図りきれない、日本の一人一人の優しい心をもった「ひと」とアメリカに住む同じように温かい心を持った「ひと」を結びつける橋わたしになりたいと思うこの頃です。(ちょっと、Thanksgiving Dinner の話しから飛んでしまいましたね♪ 失礼しました(笑)。

 では、また次回♪

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