Wednesday, December 06, 2006

Silhouettes ~切り絵~

                    週末に行われた近隣の"Craft Show "クラフトショーに行ってきました。 ここには、約200人のアーティスト達が自分の作品を持って集い、いわゆる即売会が開かれます。陶芸、パッチワーク、木工家具、写真、絵画、テディベアなど色々な作品が集まっていて、また持ち込まれるレベルもかなり高いので、週末はかなり込み合っていましたね。
 
 その中でも、私たちが目当てにしていったのはSilhouettes(シルエット)いわゆる、影絵とか切り絵とかよばれるものです。切り絵師のMrs.Bogue(ボーグ婦人)は、お母さんからその技術を伝承され、今年で切り絵師生活40年になるベテランです。
 
彼女のパンフレットによれば、"Silhouette artistry was brought to the Amerian colonies in the early 18th Century by French and English immigrants." ということで、植民地時代のアメリカ、18世紀の初頭に、フランスとイギリスの移民者たちによって持ち込まれたと書いてあります。そして、カメラが一般化しはじめる戦後まで、この切り絵は、家族の肖像画を残すための手段として、とても重宝されていたようです。なるほど~。 

 実は、このボーグ婦人については、友人から「とても腕のよい人なので、あなたの子供たちが幼いうちに、一度連れて行ってあげて!」 とお勧めがあったのです。本来の姿より、少し美化した感じで仕上げて、お客さんを喜ばせる手法かな?なんて勘ぐって行ったら、思いのほか、感動しまして(笑)。私には、7歳と1歳半の子供がいるのですが、どちらもよく特徴をとらえていましたね~。"どんな特徴か?"といわれても、なかなか表現できないところを、見事に切り絵で表現しているところが、やはりさすが、アーティストという感じでしょうか(うっ、私に表現力がないだけか・・(苦笑))。

 インターネットが普及しているこの頃は、彼女から遠く離れていても、電子メールで写真を送るだけで、仕事を請けてくれるそうですから、もしご興味がある方いらしたら、下記のサイトをご覧くださいね♪
www.silhouetteartist.biz

 では、また次回!

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