Friday, March 17, 2006

アメリカの小学校 ③


 今日は私たちの住む ヴァージニア州アーリントン郡 の学校制度についておはなしをします。

 ここアーリントン郡には、11校のPublic Elementary School (公立小学校)があります。そして各家庭が、いくつかの “選択肢” から子供にあった学校をえらぶことができます。

 まず大きく分けて、Neighborhood Schools (近隣の学校) と Alternative Schools (選択できる学校) にわかれます。 

 “近隣の学校” とは、まさに住んでいる家に一番近い、地域の学校。何の選択もなく、そこに行くことができます(これは日本もおなじですよね。) 

                   
  そして、もう一つの “選択できる学校” の存在。これは、アーリントン郡に限っていえば 

 “Traditional School” (学問に重きをおいた勉強の要求度の高い小学校) 1校 
 “Spanish Language Immersion School”(スペイン語と英語の両方で授業の行われる小学校)2校
 “ Science Focus school”  (科学や算数に重きをおいた小学校) 1校
 “Montessori School” (モンテッソリー教育を行っている小学校) 1校
 “Drew Model School” (音楽や芸術に力を入れている学校) 1校

 などに分かれます。そして、Alternative Schools (選択できる学校)にその年の応募者が殺到しすぎた場合は、lottery(抽選) となるわけです。やはり選択肢があるならば、より子供にあった学校に入れたいのが親心。ですから、毎年、これらの “選択できる学校” は抽選会があるのが常識のようです。ただ、公立ゆえに、事前に入学試験や面接などで選別せず、まさに本人(家庭)の希望と、運だけで入学が決まるのですから、親が事前によほど、学校の様子を知っていて、本当に自分の子供にあっている学校なのかを見極める必要があります(でも、いざ学期がはじまって、この学校はあっていない・・と本人や家庭が思った場合は neighborhood school(近隣の学校) に転学することもできます。でも、逆の“近隣の学校”から”選択できる学校”に転学することは学年の途中ではできません。)

 さて、我家の娘は、その中でスペイン語と英語で授業の行われているImmersion School に行っています。私たちは、すでに二ヶ国語(日本語と英語)で暮らしていますから、とりわけ、スペイン語を話せるようになってほしいという希望があったわけではなかったのですが、“近隣の学校”に比べ、このImmersion School のほうが、校内は子供達の作品でいっぱいだし、先生達も元気いっぱい。学校として “活気” があったわけです。子供ごころに “わくわく” “楽しそう!” な雰囲気が漂っていたわけです。そんなわけで、彼女も交えた家族会議で、この学校に決めました。また、その中身については次の機会にお話しますが、とても楽しそうに通っていますよ!

2 Comments:

Anonymous くり said...

英語と日本語のバイリンガルにくわえてスペイン語も堪能になるとは、すばらしいですね。そこの学校のみなさんの将来を大いに期待しちゃいます。一般的に言って、ゲルマン系の言葉でも、ラテン系、スラブ系みんなよく似ていて、極端なことを言えば、単語を置き換えていくだけでもかなりの部分が出来上がってしまうような印象ですが、言語体系上の識別がある以上、そんなに簡単なものではないのでしょうか。日本の言葉というのはその辺りの構造が違っていて、同時通訳の方々が苦労されるのでしょうね。

3:49 PM  
Blogger Pink Rose said...

くりさん

 コメントありがとうございます。確かに英語とスペイン語のよく似ている単語もあるのですが、大人の固い頭と違い、子供の吸収力には、大変驚かされます。単語の数が多く、発音がNativeに近い・・・それに比べ私(大人)は、・・・という感じでしょうか。

 私が、日本の方に とりわけ 日本の”子どもたち” に英語を教えたいのは、そんな理由からもきています。学ぼうと思えば、いつからでも不可能ではないけれど、子供のとき覚えてしまうと・・・速い!!(笑)

 またコメントよろしくお願いします。貴重なコメントありがとうございました。

9:08 PM  

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