Wednesday, April 05, 2006

アメリカの小学校 ④

 
 こんにちは。今日は、スクールバスのはなしをしたいと思います。
 
 アメリカの学校ではスクールバスを使っての登下校がとても一般的です。私たちの住むArlington County(アーリントン郡)の学校(小・中・高校)にも各校数台ずつ、この黄色いスクールバスが配車されています。アーリントン全体で何百台のスクールバスが運行しているのか定かではありませんが、朝の登校時・校外学習への移動・下校時・クラブ活動の試合などの会場への移動などに使われているので、自分達の車を運転している際には、かなりの頻度で、道路上で この黄色いバスをみかけるわけです。
 そして、いざ子ども達の乗降時になると、写真でご覧いただけるように STOP sign (停車サイン)が飛びでてきて、まわりの車はいっせいに完全停車しなければなりません。車線が樹木などで分かれていない写真のような道では、とにかく四方の車が完全停止し、もし子ども達が下車してから、反対側にわたりたければ、それも完全停車をして待ちます。それは、さながら、カルガモの子どもたちの行進を見守るかのようです。アメリカは車社会といわれ、本当にそうなのですが、“車社会。でも人が優先” というメッセージをこの風景から感じとり、ここに引っ越してからすぐは、東京でアクセク運転をしていた自分を想いだしはずかしく感じたものでした。

 これは、スクールバスに限ったことではなく、住宅街の道で、歩行者と車がかち合ったときにも、おそらく80-90%の車が “はい、お先にどうぞ!”といった感じで手で合図をだしてくれて、歩行者が道をわたるまで待っていてくれます。よちよち歩きの子どもを連れた家族などには特に親切です。渡る歩行者もなれたもので "Thanks" (ありがとう!)と軽く手を上げてあいさつをして軽く微笑みます。
 
 これほどまでに、住宅街での車のマナーがいいのには、勝手に分析して、2つ理由があるように思います。ひとつは、County Police (アーリントン郡の警察)の数が多く、整備が行き届いていること。そして、もうひとつは、やっぱり アメリカ人の文化の根底に “人が一人わたるくらいの間は、まぁ、のんびり待っていようや!”という暢気さがあるような気がするのです。私は、こんな小さなことに とても歓びを感じ、アメリカ人のおおらかさが好きになったような気がします。皆さんはどう思われますか?

 

4 Comments:

Blogger kuri said...

USAでは、車が歩行者を大切にしてくれる習慣が徹底しているようで、いつも気持ちよく感じます。思い出してみると、ヨーロッパでもUSAほどではなかったように思います。もちろん南米やアジア諸国では、車は金持ちのもの、金持ちの車が通るのが最優先じゃ!!といわんばかりに、走り抜けます。中国語の教科書に「おー、危ないなあ」という文例がありますから、かなりのものです。USAでは、歩道に近づくと、車は遥かかなたで止まっていてくれるように思うのです。とてもいいことだと感銘を受けて、帰ってから日本でそれをやると、後続車がクラクションのブーイング!その音に歩行者がびっくりして、駆け足で渡るという、なにやら本末転倒の世界。PINKROSEさんの言うように、USAの方がいいです。

5:28 PM  
Anonymous Mayumi said...

4月になって、日本の学校もスタートしましたよ!小学生の姉も幼稚園生の弟も、新しいクラスや先生になることでとっても緊張していたみたいです。
最近の日本では、“公立の学校には教育を任せておけない”と考える親たちが多いようで、4年生になると塾に行き始める子がとっても多くなります。なんとなくピリピリした雰囲気。のびのびと毎日の生活をエンジョイできたらいい…なんてあまり大きな声では言えません。そして学校の先生に対する要求も大きく、そんな保護者達の相手までするなんて、学校の先生も大変だな~と思うのです。
娘の新しい担任は、若い男の先生でした。その先生と分かって時に、近所のママから「はずれだね~」とのコメントを頂きました。
でもその先生、「小学生のときはたくさん遊ぶのが大事だよ」と子供に話し、休み時間は率先して子供たちと校庭で遊んでくれるそうです。今時、なんて素敵な先生!!と私はとってもラッキーな気持ちになっています。
それって変なのかしらね~?

11:34 PM  
Anonymous Mayumi said...

そうそう、今日はじめて子供たちは英会話の教室に行ってきました!
はじめての体験に、姉弟の反応はそれぞれ。
行くまでは「だれも知ってる人いないのに、嫌だな~」ともじもじしていた弟は、いざ教室が始まると、目を輝かせて先生に釘付けになっていました。年を聞かれて、指でoneから数えて…ファイブッ!と得意気。

行くまで気の進まなかった弟に、「すぐにお友達なんてできるよ!」と励ましていた姉は、教室が始まってみると急に小さくなっていました。小学生相手で、いきなりちょっとレベルが高かったようです。

それでも帰ってからは二人で教室でのことを色々話してくれました。そして今までコテコテの日本人だったのに、寝るときには「Good night Dad!!」なんて。ホホホ
これから楽しく英語に触れ合えて、世界が広がってくれたら嬉しいな~と切に思うのでした。(そしてできれば私も話せるようになりたい…)

11:48 PM  
Blogger Pink Rose said...

kuriさん
 アメリカ・ヨーロッパ・アジアにおける車と人の関係を考察していただき、大変勉強になりました。なるほどね~・・という感じです。追い越せおい抜けと急ぎ足でがんばってきた日本だからこそ、今の日本があることはとっても確かで、アメリカに住んでいても日本の誠実さ・製品の確かさが本当に恋しくなることは多々ありますから・・(笑)。これからは双方混ぜて、心豊かなほうにも進んでいくようにしたいですね!

Mayumiさん
 コメントありがとうございます!幼稚園の息子さんが“ファイブ!”と元気に答えていたことや、お姉ちゃんがちょっとシャイになってしまったこと・・とっても微笑ましく拝読しました。英語教室での一幕が目に見えるようです。日本の子供たちって、ホントに素直でかわいいなぁ・・って思います!英語でも何でも“楽しく”することが、一番だと思いますので、お母さんも一緒になってお勉強してくれたら、子ども達は大喜びじゃないでしょうか!お母さんも一緒に楽しんでくださいね!!
 貴重なコメントありがとうございます。また遊びにいらしてくださいね。

1:35 AM  

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