Wednesday, May 31, 2006

Memorial Day


 こんにちは。こちらワシントンDCは、肌寒い日が続いていましたが、この日曜日(5月28日)を境に、初夏のような暑さになってきました。翌日29日は、Memorial Day (メモリアルデー・戦没者追悼記念日)といって、もともとは南北戦争の戦没者追悼のための国民の休日でしたが、今は国のために命を落としたすべての軍人のみなさんの記念日になっています。また、アメリカ流の考えでは、この日を境に “夏” がきます。プール開きや家族でバーベキューやピクニックにでかける日としても定着しているんですよ。

 私たちがピクニックに出かけたときは、すでに公園には多くの家族が好きなランチをもって遊びに来ていました。バーベキューのお肉の焦げかけたようないいにおいあり!魚釣りする人あり!の、まさに絵に描いたような Memorial Dayになっていました。

 そこで、もうひとつ私の目を惹きつけたのは、子だくさんの、このご家族(写真右→)。お父さんとお母さんの他に、子どもたちが7人くらいはいたでしょうか。一番上の男の子が16歳くらい、一番下の子は2歳くらいです。女の子ももちろんいました。彼らは、きれいに一列にいすをポトマック河を見るように並べ、きゅうりとハムのシンプルなサンドイッチとお水を飲み、家族で静かに、でもとても楽しそうに、話をしているのです。多分、1時間くらいは そうやってゆったりとおしゃべりをしていたと思います。幼い子ども達もぎゃーぎゃーと騒ぐことなく、こんなに人数が多いのに、どうしてこんなに穏やかなのかしら?と なにか、しっとりした古きよきアメリカの家族・・を見る思いで、見ていて、とても感激してしまいました。心豊かで温かい家庭なんだろうなぁ・・と 想像しましたよ。アメリカでは(日本でもそうだと思いますが)時々、こういった子だくさん家族がいて、周囲の目を惹きつけます。(私も、私とほぼ同じ年齢で6人子どもさんのいる人を3組知っていますよ!)というのも、本当にこれは、私の個人的な感想ですが・・・、たくさん兄弟姉妹のいる家庭って、全然ザワザワしていないんですよ。一人一人がそれぞれの役割をわきまえているというか、究極は家庭のしつけが良いんでしょうね・・。いつも感心しています。

  ギラギラと暑い夏がアメリカにやってくる前に、もう少し、こんなのどかな お天気を楽しみたいものです。

 PS 前号の“犬の里親ボランティア”Doug さんの記事はご覧いただけましたか。スペシャルゲストが投稿してくれた際には、多くの方にご覧いただきたいので1週間記事を掲げておきます。今回は、定例号ですので、また月曜日にお目にかかります!みなさま、お体ご自愛くださいね。

1 Comments:

Anonymous Anonymous said...

先日、新聞の投稿に「最近は四季がなくなって二季のようだ。春秋を飛び越えて夏冬がやってくる感じがする。これも温暖化の影響のひとつなんだろうか」というのがありました。自分も、おととしの夏が10月まで続き、終わったと思ったら、1週間でもう冬のセーターを着ていたことを思い出しました。日本は四季という徐々に変わっていく気候の変化が特徴だったのですね。ブラジルのサンパウロで過ごしたときは、日中は夏、夜は冬と一日のうちに四季がある気候で、半そでのシャツと毛皮のコートが同時に必要だったことを思い出し、日本の良さを改めて認識しましたが、最近の日本はそれもちょっと崩れているのかもしれません。世界的に見て、アメリカの海洋大気局ではそのあたりをどんな風にとらえているのか、どなたかわかったら教えてくださいませんか。2006-5-31 11:30pm Jpn time  Kuri

11:22 PM  

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