Monday, May 01, 2006

" Take Our Children to Work Day "

 こんにちは。日本の皆さんはG.W中なのですね!新年度がはじまって、学校生活や仕事でたまっていた疲れや、思いっきり遊べなかったからだを十分リラックスさせてくださいね!

 さて、先週の木曜日(4/27)の朝、ラジオをかけながら車の運転をしていると、DJが、その日が " Take Our Children To Work Day" であることを教えてくれました。これは、“子ども達に両親の職場を紹介する日”です。たいていの会社は、子ども達を決まった時間に集合場所に集め、会社の仕事内容や、仕事環境を “子ども達にわかる言葉” で説明をしてくれ、会社の中を見せてくれるツアーです。アメリカでは、とても一般的な催しなんですよ。(しかし、恥ずかしながら・・・我家の場合は、夫の職場に幼い子がいる家庭が少ないせいか、どちらかというと仕事、仕事!というアメリカではマイナーな環境なので、職場に招待されたことがなく・・この日のこともラジオで聞いて、あっ、そうだった!と思いだした次第です。) 私は、この催し物がとても好きで、アメリカらしいな!と思うのです。日本もどちらかというと、夫のような仕事環境で、子どもが職場を訪れるなんて、、という感じだと思いますが、子どもが親の仕事場を見るということは、親の仕事に対して“親近感”がわき、また 親がどうやって自分達を養ってくれているか間接的に“尊敬”の念ももたらされ、また将来において、“先生、看護婦さん、消防士、バレリーナ” とか、一般的に子どもたちの知っている仕事の枠を超えて、“ああ、こんな仕事もあるんだ!”なんて知ったりして、子どもの将来のためにも、とてもよいことだと思うんですよ!
 
 また付け加えて、ここワシントンDCでは普段の日でも、親が子ども達を職場に連れて行くことが、たま~にあります(笑)。・・というのは、こちらは冬に雪が降り、学校が休校になることがあります。学齢期以下のお子さんですと、保育園や専門のnanny(ナニー・ベビーシッター)さんがいますから良いのですが、普段は学校に行っていて放課後に after school program (学童保育)に通っている子ども達は、“雪のため休校” というアナウンスと共に、一日中、行く場所がなくなってしまうわけです。そうなると、お父さんが休んでみたり、お母さんが休んでみたり、おじいちゃんおばあちゃんに来てもらえないか、友達の家に・・とか、やっぱりアメリカの家族も日本と同じように、なんとかやりくりしようとするんですね。でも、最後は、国自体がおおらかなんだろうなぁ・・と思うのですが、子どもを職場に連れて行くという選択肢も残っているんですね。お父さんが会議中に、子どもはお父さんのデスクで絵を描いていた・・なんてよく聞く話です。でも、こちらは、結局、連れて行ったお父さんとしては、あまり集中できずに絶対に済ませなければいけない仕事を終えたら、早々と子どもと家にかえる・・・というパターンが多いようですけれどね(笑)!

 皆さんの職場に、お子さんを連れて行く・・・なんて想像できますか?


 PS. 写真の花の正式名は Dicentra Spectabilis とあり、コマクサ属の多年草植物なのですが、こちらアメリカでの彼女の通称は "bleeding heart"、失恋してハートが泣きだしている・・そんなイメージでしょうか。日陰を好む、ひっそりした美女です。 ・・・・・と、ここまで書いてから和名を調べてみると、この植物、原産地は日本なのですね。正式名はケマンソウ(仏様の装飾品のケマンに似ているから)で、日本での通称はタイツリソウ(鯛釣り草)ですって。なるほど・・2つの国でイメージってかなり違うものなんですね。皆さんは、このお花をみて、どちらをイメージされるでしょうか?

 では、楽しい毎日をお過ごしくださいね!また木曜日に、お会いしましょう!!

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