Monday, June 05, 2006

Make Way For Ducklings ①

 週末に有機牧場を立ちあげている、友だち家族を訪ねました。私たちの住むワシントンDCから車で1時間くらいのところにあるのですが、その地域には、広々とした牧場がいくつもいくつも広がっていて、DC近郊で、塀でしきられた一軒家暮らしをしている私たちにとっては、ちょっとした旅行気分です。
 
 さて、車をとめ、友人達に会うと、あいさつもそこそこに、6歳の娘の大親友、Amelia(アミリア)が興奮しながら、
 
 "Guess what we found yesterday when we were walking on the driveway?" (昨日の散歩の途中で、道路で何を見つけたと思う?)

 とかけよってきました。Amelia のはしゃぎっぷりから娘も これは何か楽しいことがあるに違いない!と感じ、

 "I don't know. What's happen?"(わかんないよ。なにがあったの?) と笑いながらこたえます。

 実は、まぁ、ご覧になってください。この可愛らしい Ducklings(カルガモの赤ちゃん)を!ご存知のようにカルガモは 生まれてからすぐに、お母さんの後をついて歩きますよね。それが、昨日は、この可愛い赤ちゃん5匹だけが、頼りなげに、でも元気に歩いていたんですって。友人の話では、カルガモのお母さんが子ども達を離れることは、絶対に考えられないので、これは、狐か狸などの動物に、お母さんカルガモが殺されてしまったに違いないとのこと。今は元気な赤ちゃんたちも、捕獲して数ヶ月、人の手に守られなければ、自然の中、親なしで成長するのは無理・・ということで、彼らが “育ての親” になることにしたんですって。

 彼らはすでにお母さんカルガモの声を覚えていて、Ameliaたちの後ろをお母さんを追うように、おいかけて行くことはないのでしょうかね。いまは、せっせと、えさ・水やりと箱の掃除のお世話をしているAmeliaです。彼らが自然に帰るまでの限られた同居暮らし!カルガモの赤ちゃんにとっても、Ameliaにとっても すてきな想い出になることでしょう。

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